アスルクラロ沼津
ホームタウン…静岡県沼津市
創設年…1990年
昨季の順位…12位
ホームスタジアム
愛鷹公園多目的競技場
略称:愛鷹(あしたか)
収容人数:5,104人
静岡県内にある県営の陸上競技場の中で2番目に古い、歴史のあるスタジアム。
試合当日には大岡に本店を構える、ホル衛モンこだわりの赤ホルモン丼をはじめとした絶品スタジアムグルメが多数。
名産である干物とコラボしたひものマッチデー、沼津を舞台としたアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボイベント等も開催されている。
監督
今井雅隆
今年で就任2年目を迎える監督で、パスを主体とした攻撃的なサッカーを展開する。過去には名古屋グランパスエイト、ジュビロ磐田のコーチなどを務めた。2014年にはモンテディオ山形ユースの監督に就任し、クラブ初の天皇杯出場に導くなど、育成面でも結果を出すことのできる指揮官としても知られている。
影響を受けた監督にアーセン・ヴェンゲルを挙げており、合理的な考え方を学んだと語る。サッカーにおいての好きな言葉は「競争と自立」とのこと。
元沼津所属の尾崎選手(現:福井ユナイテッドFC)によると、よく冗談を言うそう。今井監督本人は「ウケないんで…あまり気にはしてませんけど…」と語っていた。
移籍市場の動向
入団選手
・野村政孝(ロアッソ熊本[J3])
・西川駿一郎(産業能率大学)
・篠崎輝和(産業能率大学)
・川前陽斗(飯塚高校)
・瓜生昂勢(ヴェルスパ大分[JFL])
・鬼島和希(順天堂大学)
・北龍磨(関東学院大学)
・高橋潤哉(モンテディオ山形)
・伊藤龍生(鹿屋体育大学)
・ハディ ファイヤッド(ファジアーノ岡山)
・杉本大雅(アスルクラロ沼津U-18)
退団選手
・中山雅史(ジュビロ磐田[J2] トップチームコーチ)
・尾崎瑛一郎(福井ユナイテッドFC[北信越1部])
・普光院誠(ブラウブリッツ秋田[J2])
・中山雄希(SC相模原[J2])
・長沢祐弥(東京ヴェルディ[J2])
・前澤甲気(ヴァンラーレ八戸[J3])
・谷口智紀(ガイナーレ鳥取[J3])
・朴昇利(栃木シティ[関東1部])
・進藤誠司(ラインメール青森[JFL])
・栗原イブラヒムジュニア(清水エスパルス[J1])
・田中直基(FC大阪[JFL])
・坂本修佑(FC大阪[JFL])
2021シーズンの展望
予想順位:5位
予想フォーメーション
攻撃時:3-4-3
守備時:4-5-1
昨シーズン9月にアルビレックス新潟から秋山選手をレンタル移籍で獲得し、システムを4-2-3-1から4-5-1に変更。その後、勝率が高まったところから、今シーズンは4-5-1を主軸に置いてくると予想した。
攻撃時は両サイドバックが上がり、菅井選手がサイドバックのいた位置に下がるダウンスリーを去年と同様に採用するだろう。
また、昨シーズンはボール奪取率がリーグ1位だった普光院選手が、J3王者としてJ2に昇格したブラウブリッツ秋田へ移籍。攻撃時は中盤に普光院選手1人だけを配置する3-1-3-3のようなシステムが主だったが、守備のことを考え、攻撃時は中盤に2人選手を配置する3-4-3システムを採用するのではないかと予想した。
同時に普光院選手が握っていた攻撃のタクトは瓜生選手がボランチ起用され、その役割を引き継ぐことになるだろう。
2021シーズンの注目選手
後藤虹介(DF)
【お知らせ】
後藤虹介選手、入籍のお知らせhttps://t.co/qVC7jOC4E1#アスルクラロ沼津 pic.twitter.com/zyfMg1u6jT— アスルクラロ沼津【公式】 (@azulclaro1990) February 2, 2021
今年は副キャプテンを任されることになった後藤選手。
沼津は昨シーズン、5バックを崩し切ることができず、勝点を取りこぼすシーズンが多かった。そこで、鍵を握るのは後藤選手の持ち味であるロングフィードだろう。相手を釣り出した一瞬の裏を突け、サイドへ一気に展開することで、5バック相手にサイドで数的優位を作る機会を演出できる。
そんな後藤選手だが、プライベートでは入籍を発表。「今まで以上に責任感を持ってピッチ内、ピッチ外で行動する」と発言しており、今季の活躍は必見だ」。
ヤングスター:森夢真(FW)
選手権得点王の四中工MF森夢真は21番! ゴン中山&伊東輝悦らと契約更新の沼津が今季新体制を発表 https://t.co/bBUM8UVURW #gekisaka #jleague pic.twitter.com/WOka81wk9k
— ゲキサカ (@gekisaka) January 18, 2020
第98高校サッカー選手権大会では大会得点王を獲得し、昨年は大きな期待を背負ってアスルクラロ沼津に加入した。
昨シーズンの第9節、ガンバ大阪戦でデビューするも、その後はあまり出番に恵まれず。決定機を外してしまうシーンなどもみられ、悔しい1年を過ごした。課題であるハードワークを克服し、得点力不足に悩まされる沼津の救世主になれるのか。まだまだ若くて可能性に満ちている今後に期待したい。
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