水戸ホーリーホック
ホームタウン…茨城県水戸市、ひたちなか市、笠間市、那珂市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町、東海村
創設年…1997年
昨季の順位…9位
ホームスタジアム
K’sデンキスタジアム
収容人数:12,000人
ピッチサイズ:105m×68m
スタンド:座席は青地をメインとしているが、バックスタンドにはMITOとオレンジ色で書かれている。また、ゴール裏は芝生なのでピクニック気分を味わうことができる。しかし、ゴール裏からは試合がとても見にくいので、アウェーサポーターの方は注意が必要である。
監督
秋葉忠宏
2019シーズンから水戸の監督に就任。
2011シーズンから2012シーズンまで水戸のヘッドコーチを務めており、ザスパクサツ群馬を経て2014年12月にはリオオリンピック世代のコーチとなった経歴を持つ。
日本代表コーチとして世界と戦った経験を基に、選手に自主性を求め、選手が指導者の言いなりになることからの脱却を図っている。
昨シーズンは降格がなく攻撃力の高い選手がそろっていたため、攻撃に重点を置いてシーズンを過ごした。その結果、J2最多得点を記録した一方で、失点数もリーグ最多に迫る勢いだった。
今シーズンは本格的に守備に「テコ入れ」を行うと明言していた通り、守備の立て直しが喫緊の課題であると推察される。水戸のDNAである堅守を取り戻せるか、注目したい。
また昨シーズンのリーグ最多得点を支えた山口一真選手や両SBがいなくなった中で、昨シーズンと同等かそれ以上の攻撃力を見せられるかにも注目したい。
移籍市場の動向
入団選手
・三國スティビアエブス(順天堂大学)
・田辺陽太(水戸ホーリーホックユース)
・山田奈央(浦和レッズユース)
・大崎航詩(大阪体育大学)
・山根永遠(C大阪)
・小澤章人(長野)
・深堀隼平(名古屋)
・タビナスジェファーソン(川崎F)
・ブラウンノア賢信(横浜FM)
・柳町魅耀(鹿島アントラーズユース)
・鈴木喜丈(FC東京)
・新里涼(長崎)
・柳沢亘(岐阜)
・安藤瑞季(C大阪)
・金久保順(京都)
・渡邊柊斗(名古屋)
退団選手
・前島洋太(横浜FC)
・外山凌(松本)
・安東輝(松本)
・山田康太(横浜FM)
・ンドカボニフェイス(東京V)
・河野諒祐(岡山)
・乾貴哉(千葉)
・松井謙弥(C大阪)
・瀧澤修平(山形)
・山谷侑士(横浜FM)
・長谷川凌(秋田)
・大原彰輝(おこしやす京都AC)
・山口一真(鹿島)
・アレフピットブル(ベルソSC(ポルトガル))
2021シーズンの展望
予想順位:6位
予想フォーメーション
4-4-2がメイン
2021シーズンの注目選手
注目選手:平野佑一
昨シーズンは深刻な「リーダー」不足に陥り、シーズンを通してリーダーシップを発揮する選手がいなかった。その結果、波のあるシーズンになってしまい、思ったほど結果に結びつかなかったように思う。今シーズンこそ「リーダー」に出てきてもらわなければならない。
そこで、私は平野選手がリーダーとして活躍することに期待を寄せている。平野選手は大胆なサイドチェンジに代表される持ち前の攻撃力に加え、エンゲートでの配信に天の声として出演するなど、在籍年数も長くなっていく中で徐々にピッチ内外で活躍するようになってきた。そんな平野選手が「リーダー」となり、中盤からチームを引っ張っていくことを願いつつ、注目しようと思う。
ヤングスター:大崎 航詩
【写真特集】[関西]怪我を乗り越え復帰…大体大DF大崎航詩がアシストで復活証明(8枚) https://t.co/HbfKavWykJ #gekisaka pic.twitter.com/gNl9yslFs2
— ゲキサカ (@gekisaka) October 31, 2020
昨シーズン同様、今シーズンもSBから攻撃チャンスが生まれると思われる。その中で大崎選手の左足からのチャンスメイクは大きな武器となり得るだろう。
また、昨シーズン松崎選手が活躍したように、水戸は大卒ルーキーでも出場機会が与えられ、自らの実力を見せつけることができる。大崎選手には鮮烈なデビューを飾ってもらい、1年を通してコンスタントに試合に出場し、数多くの決定機を演出してもらいたい。
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