両チームともにCBに負傷者が続出。ともに現時点で昨季のシーズン通算失点数を上回ってしまっているチーム同士の「血みどろの一戦」が幕を開ける。
Head-to-head
・プレミアリーグにおいて、シェフィールド・ユナイテッドは対リヴァプール戦直近4試合で全敗中。なお、最後に勝利したのは1994年4月のアンフィールドでの戦いだ。
・ブレーズは今季25戦20敗。英国の1部リーグの歴史において最悪となる記録を更新してしまった。
・シェフィールド・ユナイテッド、リヴァプールともに現時点で昨季のプレミアリーグ通算失点数を超えてしまっている。
FORMATION
故障者情報
- ジャック・オコンネル
- サンダー・ベルゲ
- ジョン・イーガン
- クリス・バシャム
- ジャック・ロビンソン
リス・ムせに関してはフィットネスの状態次第で起用の可能性もあるだろう。
PREVIEW
スピードに難のあるフィル・ジャギエルカのCB起用が予想されるため、重心はかなり低くなることが想定されるだろう。ただ、リトリートにおいては守備力に不安のある左CBのキーン・ブライアンがどこまで持ち堪えられるかが心配なところだ。また、MFーDF間のスペースが大きく空いてしまう可能性も高く、個人的にはハードワークが売りのオズボーンの左ハーフ起用もありだと考えている。
クラブにとって生命線となってしまったイーサン・アンパドゥがバシャムの代わりに右CBで入ることが濃厚か。ただ、今季ノーウッドは守備対応において信頼も落としていることや、CBのレベルがプレミアリーグレベルより劣ってしまう現状からアンカー起用となる可能性もある。いずれにせよ攻守においてキーマンとなることは間違いない。
2シーズン前はチャンピオンシップで22得点と大暴れしたマクバーニーだが、ブレーズ加入後はスコアラーとしての活躍が目立っていない状態だ。ポストプレーや空中線の強さで存在感は発揮しているものの、目に見える数字で貢献したいところ。
PICK UP PLAYER
ビリー・シャープ
今節は直近7試合で5ゴールを挙げているチームのキャプテンに注目だ。175cmと決して大柄ではないが、フィジカルコンタクトが尋常でなく強く、ポストプレーでも力を発揮する。
今世紀のイングランドリーグにおいて最も多い得点数を残しているというデータからもわかる通り、決定力はトップクラス。両足・頭と、どこからでも得点をとることができ、特にファーへ流れてゴールへ押し込むプレーは秀逸だ。
スタメン出ない可能性も考えられるが、途中出場でもエンジン全開でプレーできる選手であることに疑いはない。ベテランらしい狡猾なプレーと、いまだ衰えを見せないスコアリング能力で、若きレッズのCBを打ち破る活躍に期待したい。
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