こんにちは、こーひー卿です!
今季はコロナ禍の影響で昨シーズンが一時中断した影響もあり、8月30日のコミュニティシールドで20/21シーズンは幕を開けました。プレミアリーグは9月12日にスタートする変則的なシーズンを迎え、1月終わりごろにようやくシーズンの折り返し地点にたどり着くことになります。
そこで、アーセナルの前半戦のゴールの中から、ベストゴールを1つ選んでいこうと思います。
サポーターが選ぶベストゴール
「今季のここまでのベストゴールは?」と聞かれたら、私は2021年1月10日に行われたFA杯3回戦アーセナル対ニューカッスルの試合の延長19分に生まれたエミール・スミス=ロウの値千金の先制ゴールを選びます。
↓スミス=ロウのゴールは0:49から見ることができます。
(その前のエジルのゴールも好きです)
Monday matchday! 👊
🆚 @NUFC
🏟 Emirates Stadium
🏆 @PremierLeague
🕗 Kick-off: 8pm (UK)#️⃣ #ARSNEW pic.twitter.com/YmrIsCXvfG
— Arsenal (@Arsenal) January 18, 2021
リーグ戦でチェルシー、WBAに連勝中で、どんな形でも勝利して勢いに乗りたいなかで迎えたFA杯3回戦ニューカッスル戦。この一戦は延長戦に突入する苦しい試合でした。
そんな中、勝利を大きく手繰り寄せたこのゴールがチームに与えた価値は計り知れません。
スミス=ロウの動きがポイント
この得点はスミス=ロウがインターセプトしたことから始まります。サカにつなぎ、受けたサカは浮き球のパスをラカゼットへ供給。ラカゼットは粘って頭で落とし、それを受けたスミスロウが右足でゴールを奪いました。
このとき、スミス=ロウはサカにパスを出した直後、相手の背後を突くように裏へ向けて動きだします。ラカゼットからの落としを受けるときも、ラカゼットとボールを追うDFの後ろ側を抜けていくように抜け出してシュートまで持ち込むことに成功しました。
パスを出した後にボールホルダーを追い越して前に飛び出たスミス=ロウの動きが得点の決定打になりました。この動きこそ、アーセナルが勝てていなかった期間に足りなかったもので、強いときのアーセナルでは当たり前にできていたことでした。そして、それを体現したのがアカデミー育ちのスミス=ロウでした。
このスミス=ロウのボールのないところでの動きがアーセナルの最近の攻撃面で大きな役割を担っています。後半戦に向けた反撃の狼煙としても、この試合でゴールを決め、勝利を収めたことは大きかったと思います。
最後に
この記事執筆時点(2021/1/25現在)では残念ながらFA杯は敗退してしまい、連覇の夢は途絶えてしまいました。しかし、2月からはELが再開しますし、リーグ戦もまだまだTop4フィニッシュをあきらめる勝ち点差ではありません。
攻撃はサカやスミス=ロウ、マルティネッリら”ヤンガナ衆”と呼ばれる若手たちとラカゼットやオーバメヤンといった実績あるアタッカーたちの化学反応…そこにオーバーラップしてくるティアニーに期待です。
守備ではベストコンディションに戻ればプレミアのCBの中でも5本指に入りそうなガブリエウ・マガリャンイスが統率するDFラインと、その後ろでゴールマウスにふたをするレノがいます。
後半戦のアーセナルの巻き返しに期待です!
コメント